浅原体験村は、群馬県みどり市大間々町浅原に位置する、農業体験を中心とした観光型施設です。豊かな自然環境に囲まれたこの施設では、都市と農村の交流を目的に、野菜や果物の栽培体験、そば打ち体験、コテージ宿泊など、多彩な体験プログラムが用意されています。かつては総合公園(農業公園)として整備され、現在も地域振興の拠点として親しまれています。
浅原体験村は、1996年(平成8年)に旧山田郡大間々町(現・みどり市)、JA、地元住民の出資によって設立された第三セクター方式の施設です。農業体験を通じて都市住民と地域住民の交流を深め、地域の活性化を図ることを目的に誕生しました。現在も指定管理者として運営が行われ、地元に根差した温かな雰囲気を大切にしています。
施設内の食堂「みどりの館」では、石臼で丁寧に挽いたそば粉を使用した手打ちの田舎そばを提供しています。殻付きのそばの実をそのまま挽くことで、香り高く風味豊かな味わいを実現しています。そば打ちやそば切りは、職人の技と経験を活かした全て手作業によるものです。
さらに、めんつゆも素材にこだわり、時間をかけて丁寧に手作りされています。地元の旬野菜を使った揚げたての天ぷらとともに味わうそばは、訪れた方々から高い評価を受けています。リーズナブルな価格で本格的な味を楽しめることも魅力の一つです。
浅原体験村では、予約制でそば打ち体験を実施しています。そば粉に水を加えてこねるところから始まり、のばし、切るまでの工程を実際に体験できます。体験時間は約60分で、自分で打ったそばはスタッフが調理し、食堂で味わうことも可能です。
また、グリーンツーリズムの一環として「そばオーナー制度」も行われています。これは、そばの栽培から収穫、そしてそば打ちまでを一貫して体験できる取り組みで、農業の魅力をより深く知ることができる貴重な機会となっています。
随時受付している貸し農園では、1区画40㎡を年間使用料8,000円で利用できます。農具や耕運機なども用意されており、初心者でも安心して農作業に挑戦できます。水はけや日当たりの良い土地で、野菜や果物の栽培を通じて自然と向き合い、収穫の喜びを味わうことができます。
予約制のバーベキュー場も人気の施設です。1区画(5~6人まで)1,570円(2時間まで)で利用でき、炭や鉄板、トングも付いています。食材や調味料は持参するスタイルで、家族や友人と自然の中で楽しい時間を過ごすことができます。17時以降はコテージ宿泊者のみ利用可能です。
園内には5棟のコテージがあり、用途や人数に応じて選ぶことができます。
コスモス・さくら・さざんか(最大6人まで利用可)
ひまわり(最大10人まで利用可)
あじさい(最大12人まで利用可)
自然豊かな環境の中でゆったりと宿泊できるため、家族旅行やグループ利用にも最適です。
・みどりの館(管理棟・食堂)
・つどいの館(そば打ち体験施設)
・バーベキュー棟
・貸し農園・ビニールハウス
・丸太吊り橋などの遊具
・四阿(あずまや)
・駐車場(イベント時にはピックルボールやモルックのエリア設営あり)
わたらせ渓谷鐵道「大間々駅」から車で約11分。
東武桐生線・上毛電鉄「赤城駅」から車で約14分。
みどり市の「電話でバス」利用で「浅原体験村」停留所下車。
浅原体験村は、農業体験やそば打ち体験、宿泊、食事を通して、自然と食文化の魅力を体感できる施設です。育てる喜び、作る楽しさ、味わう感動を一度に体験できる点が大きな魅力といえるでしょう。みどり市を訪れた際には、ぜひ立ち寄り、心豊かなひとときをお過ごしください。