赤城山の南側斜面から忠治温泉へ続く国道353号沿いに整備された桜並木道です。約3.5キロメートルの区間に、ソメイヨシノが1,400本ほど植えられています。開花時期は4月上旬~中旬で、満開になると、見事な桜のトンネルが見られます。
前橋市の代表的な桜の名所で「日本さくら名所100選」に選ばれ、毎年多くの観光客が訪れます。
この桜並木道は、1956年から3年間にわたる緑化推進事業の一環として整備されました。1990年には日本さくら名所100選に選定され、その美しさが認められました。その後も地域住民の愛護会を中心に手入れが行われ、公園や隣接するみやぎ千本桜の森とともに保たれています。
毎年4月には桜まつりが開催され、10万人以上の観光客が訪れます。標高の違いから、花見を楽しむ期間が長く、桜が散った後にはヤマツツジやヒガンバナが美しい風景を楽しむことができます。
赤城南面千本桜は、昭和31年から3年をかけて行われた緑化推進事業の一環として、国道353号線から忠治温泉までの約3.5キロメートルにわたる道路沿いに、地域の人々によってソメイヨシノ約1,400本が植えられた素晴らしい桜並木です。
みやぎ千本桜の森
また、これからもこの場所を桜の名所として守り続けるため、「みやぎ千本桜の森」が隣接して整備されています。この森には、37種類、約500本の桜、そして「芝桜ひろげたい運動」によって植栽された芝桜が広がっており、赤城南面千本桜の桜のトンネルとともに美しい景観を演出しています。
赤城南面千本桜まつり
桜まつりの期間中には、地元のグルメや特産品が楽しめるふれあい物産市や、ステージパフォーマンスなどの様々なイベントが行われます。夜にはライトアップが行われ、昼間とは異なる幻想的な桜の風景を楽しむことができます。
北関東自動車道伊勢崎ICから車で30分
関越自動車道赤城ICから車で35分