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桐生が岡公園

(きりゅうがおか こうえん)

群馬県桐生市に位置する桐生が岡公園は、市民に愛される都市公園であり、桐生市立の総合公園として知られています。公園は桐生市宮本町と西久方町に広がり、その自然豊かな環境と多彩な施設が訪れる人々を魅了しています。

公園の概要

桐生が岡公園は、動物園と遊園地を併設しており、桐生市が直営で管理する動物園と、指定管理者の桐生市スポーツ文化事業団が運営する遊園地から構成されています。春には桜が美しく咲き誇り、桜の名所としても有名です。地元の方々からは「岡公園」として親しまれ、多くの家族連れや観光客が訪れます。

立地と歴史

桐生が岡公園は桐生市中心部の丘陵地に位置し、園内の展望台や観覧車からは桐生市内の素晴らしい眺望が楽しめます。この公園の名称は、古くから「桐生が岡」と呼ばれていた西安楽土から下久方にかけての丘陵地帯に由来しています。

桐生が岡動物園は1952年(昭和27年)に開園し、当時としては珍しい、野生動物救護の取り組みを全国に先駆けて始めました。そのため、この動物園は日本最初の鳥獣保護センターとしても知られています。

桐生が岡公園の歴史

桐生が岡公園は長い歴史を持ち、地域の発展と共に成長してきました。その歴史をいくつかの重要な年次で振り返ってみましょう。

動物園の魅力

桐生が岡動物園は、多種多様な動物を展示しており、その数は129種、797点にも及びます。動物園の施設には、ペンギン舎やフラミンゴ池、ライオン舎などがあり、訪れる人々に楽しいひとときを提供しています。また、サル山やレッサーパンダ舎など、子供から大人まで楽しめる施設も充実しています。

展示されている動物たち

桐生が岡動物園では、21種の哺乳類、33種の鳥類、10種の爬虫類、3種の両生類、56種の魚類、そして6種の無脊椎動物が展示されています。その中には、ホンシュウジカ、アミメキリン、フラミンゴ、ニホンザル、カピバラなど、人気の高い動物たちが含まれています。

過去の展示動物

かつて桐生が岡動物園では、アジアゾウやベネットワラビー、オオタカなど、多くの動物が展示されていました。これらの動物たちは、長い年月の中で多くの来園者に親しまれ、公園の歴史の一部として記憶されています。

桐生が岡遊園地

桐生が岡公園内には、家族連れに人気の桐生が岡遊園地もあります。遊園地内には、観覧車やミニレール、メリーゴーラウンドなど、多くのアトラクションが揃っており、小さな子供から大人まで楽しむことができます。また、ここには国鉄C12形蒸気機関車も展示されており、鉄道ファンにも見逃せないスポットとなっています。

かつて存在した施設

桐生が岡遊園地には、かつてアストロジェットや銀河鉄道などのアトラクションが存在していました。これらの施設は、時代とともに姿を消しましたが、多くの人々に楽しい思い出を提供してきました。

交通アクセス

桐生が岡公園へのアクセスは非常に便利です。JR両毛線の桐生駅から徒歩約20分、上毛電気鉄道の西桐生駅からは徒歩約15分で到着します。また、自動車でのアクセスも可能で、北関東自動車道の伊勢崎ICから約40分、東北自動車道の佐野藤岡ICからは約50分です。

山手通り沿いにある西宮神社の脇の石段を上ると、公園内の女神像広場や動物園南門に到着します。

Information

名称
桐生が岡公園
(きりゅうがおか こうえん)

桐生・赤城

群馬県