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道の駅 上州おにし

(みちのえき じょうしゅう)

三波石と歴史文化にふれる学びの道の駅

道の駅上州おにしは、群馬県藤岡市にある国道462号沿いの道の駅です。藤岡市街地から下久保ダムへ向かう途中に位置し、自然豊かな山あいの風景の中に建つ特徴的な外観が目を引きます。1977年に廃校となった旧譲原小学校の跡地を活用して整備された施設で、地域の歴史や文化を今に伝える役割も担っています。

廃校を活かした特色ある施設

道の駅上州おにしは、かつて子どもたちの学び舎であった小学校跡地に建てられました。敷地内には旧譲原小学校の校舎も保存されており、どこか懐かしさを感じさせる雰囲気が漂います。単なる休憩施設ではなく、地域の歩みを感じられる貴重な空間となっています。

建物は斜面に立地しているため、道路側からは2階が入口、駐車場側からは1階が入口となるユニークな構造です。館内には展示スペースや体験施設、売店、食堂などが整然と配置されています。

三波石と地域の自然・歴史を学ぶ

館内では、藤岡市鬼石地区の名石として知られる三波石(さんばせき)に関する資料展示を見ることができます。三波石は美しい青緑色や黄緑色を帯びた結晶片岩で、白い石英の縞模様が特徴です。古くから庭石として珍重され、「上毛かるた」にも詠まれるなど、群馬県を代表する存在として広く知られています。

また、周辺には国指定史跡である譲原石器時代住居跡や、群馬県指定史跡の譲原石器時代集落跡があり、太古の人々の暮らしを伝える遺構も残されています。道の駅を拠点に、地域の歴史探訪を楽しむことができます。

三波石峡と豊かな自然景観

近隣には、国の名勝・天然記念物に指定されている三波石峡があります。神流川上流に広がるこの峡谷は、青緑色の岩肌と白い石英の模様が織りなす美しい景観で知られています。新緑や紅葉の季節には、渓谷美がいっそう引き立ち、多くの観光客が訪れます。

昭和期に完成した下久保ダムの影響で一時は景観の変化もありましたが、現在は水環境改善の取り組みにより、往年の美しさを取り戻しつつあります。自然の壮大さと地質学的な価値を体感できる貴重な場所です。

体験と手作りにこだわる道の駅

館内には体験学習館や体験工房があり、陶芸・林業・養蜂などの体験プログラム(要予約)に参加できます。それぞれ専門家が指導してくれるため、初めての方でも安心して取り組めます。地域産業への理解を深める貴重な機会となっています。

売店とおすすめ土産

売店では、群馬県内の優れた逸品を多数取り揃えています。特におすすめは、原料の栽培から製造まで手作りにこだわった「やどやのからみそ」です。深いコクとほどよい辛さが特徴で、多くのリピーターに愛されています。

そのほか、地元で親しまれている「長井屋まんじゅう」や、手作りはちみつなど、地域色豊かな商品が並びます。近隣地域や群馬県内のお土産も充実しており、旅の記念に最適です。

食堂「暖炉亭」の名物料理

2階にある食堂「暖炉亭」では、手打ちそばやナポリタンなど多彩なメニューを楽しめます。中でも人気なのが、近くの下久保ダムをイメージした「下久保ダムカレー」です。L字型に盛られたご飯でダム堤体を表現し、野菜で三波石峡を表すなど、見た目にも楽しい一品です。

また、「やどやのからみそ」を使用した辛味噌焼きおにぎりや、こんにゃく芋から手作りしたこんにゃくフライなど、地元食材を活かした料理も味わえます。館長の「手作りにこだわっています」という言葉どおり、温もりある味わいが魅力です。

周辺観光とアクセス

道の駅上州おにしは、国道462号沿いにあり、下久保ダムや三波石温泉、桜山公園(冬桜の名所)などへの観光拠点として便利です。神流川の清流や御荷鉾山系の山々に囲まれた自然豊かな環境で、四季折々の風景を楽しめます。

休館日は毎週火曜日(祝日の場合は翌水曜日)、年末年始(12月28日~1月3日)です。歴史・自然・食・体験がそろった道の駅として、藤岡市鬼石地区の魅力を存分に味わえるスポットです。

Information

名称
道の駅 上州おにし
(みちのえき じょうしゅう)

富岡・下仁田

群馬県