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群馬サファリパーク

(Gunma Safari Park)

富岡の大自然で体感する本格サファリ体験

群馬サファリパークは、群馬県富岡市岡本に位置するサファリ形式の動物園で、広大な自然環境の中で多くの動物たちがのびのびと暮らす姿を間近に観察できる人気の観光スポットです。丘陵地帯の豊かな自然を活かして整備された園内には、アフリカ・アジア・アメリカなど世界各地の動物が集められており、約100種類・1000頭羽もの動物が飼育されています。

一般的な動物園とは異なり、サファリパークでは動物たちが広い敷地に放し飼いにされているため、来園者はまるで野生のサバンナを旅しているかのような体験を味わうことができます。車や専用バスに乗って園内を巡るスタイルで、ライオンやトラ、キリン、シマウマ、サイなどの大型動物を窓ガラス越しに間近で見ることができる迫力が大きな魅力です。

自然に近い環境で暮らす動物たち

群馬サファリパークの最大の特徴は、動物たちが自然に近い環境で生活している点にあります。広大な敷地に放し飼いにされた動物たちは、群れで移動したり、のんびりと草を食べたり、木陰で休んだりと、野生に近い姿を見せてくれます。

車でサファリエリアに入ると、窓ガラス1枚を隔てたすぐ目の前に動物たちが現れます。堂々と歩くライオン、ゆったりとした歩みのキリン、群れで行動するシマウマなど、まさに本物の野生世界が目の前に広がります。天候に左右されず車の中から見学できるため、雨の日でも安心して楽しむことができます。

また、園内では日本で唯一飼育展示されているスマトラゾウを見ることができるほか、国内でも最大級の飼育頭数を誇るホワイトタイガーも人気の存在です。こうした貴重な動物たちを間近で観察できることも、群馬サファリパークならではの魅力です。

迫力満点のサファリ体験

園内を巡る方法はいくつかあり、来園者のスタイルに合わせて楽しむことができます。もっとも基本的なのは自家用車でそのままサファリゾーンに入る「マイカーサファリ」です。自分のペースでゆっくりと動物たちを観察できるため、家族連れやグループに人気があります。

さらに人気を集めているのが「エサやり体験バス」です。動物の形をした専用バスに乗り込み、飼育スタッフの解説を聞きながら園内を巡ります。途中では草食動物やライオンに餌を与える体験ができ、ライオンが勢いよく肉に飛びつく瞬間は迫力満点です。

このほか、夕方の時間帯に動物の食事風景を観察できる「夕暮れサファリバスツアー」や、暗闇の中で活動する動物の姿を見る「ナイトサファリ」など、時間帯によって異なる動物の姿を楽しめるツアーも開催されています。

自然に近い環境で暮らす動物たち

群馬サファリパークは、大塩湖に隣接する丘陵地帯の豊かな自然を活かして造られました。園内は起伏に富んだ地形がそのまま利用されており、動物たちはできるだけ本来の生態系に近い環境でのびのびと生活しています。

サファリゾーンは複数のエリアに分かれており、アフリカゾーンアジアゾーンアメリカゾーン日本ゾーンなど、大陸ごとの特色を感じられる構成になっています。さらに、トラゾーンやライオンゾーンでは肉食獣の迫力を体感でき、ウォーキングサファリゾーンでは歩きながら動物を観察することも可能です。

特に注目されるのが、国内最大級の飼育頭数を誇るホワイトタイガーや、日本で唯一飼育・展示されているスマトラゾウです。希少動物を間近で見られることは、動物好きの方にとって大きな魅力となっています。

さまざまな動物ゾーン

日本ゾーン

日本ゾーンでは、日本に生息する動物たちを見ることができます。ホンドザルが木々を飛び回る姿や、ニホンジカが草を食べる様子、ツキノワグマがのんびりと休む姿など、日本の自然を感じられるエリアです。

アジアゾーン

アジアゾーンでは、スマトラゾウやマレーバク、ヒトコブラクダなど、アジア各地に生息する動物たちが暮らしています。特にスマトラゾウは希少な動物として知られており、群馬サファリパークの大きな見どころの一つとなっています。

アメリカゾーン

アメリカゾーンでは、巨大な体を持つアメリカバイソンや、立派な角を持つアメリカエルクなど、北米を代表する動物たちが見られます。広い草原をゆったりと歩く姿は迫力があり、大陸の雄大な自然を感じさせてくれます。

トラ・ライオンゾーン

このゾーンでは、百獣の王と呼ばれるライオンや、美しい白い体毛が特徴のホワイトタイガーが飼育されています。ホワイトタイガーはベンガルトラの突然変異によって生まれた希少な個体で、世界でも数が限られています。堂々と歩く姿や鋭い眼光は、多くの来園者を魅了しています。

車で巡るサファリゾーン

群馬サファリパークの最大の特徴は、車で巡るサファリゾーンです。来園者は自家用車、または専用バスに乗って園内を巡りながら、さまざまな動物を観察します。車の窓越しに間近で動物を見ることができるため、その迫力は一般的な動物園とは比べものになりません。

マイカーサファリ

自家用車でサファリゾーンに入ることができる「マイカーサファリ」は、自由なペースで園内を巡れる人気の見学方法です。家族連れやグループで訪れた場合、自分たちのペースでゆっくり動物を観察することができます。

エサやり体験バス

専用の観光バスに乗って園内を巡る「エサやり体験バス」も非常に人気があります。動物の形をしたバスに乗り込み、飼育スタッフの解説を聞きながらサファリゾーンを巡ります。

途中では草食動物やライオンに餌を与える体験ができ、ライオンが肉に飛びつく瞬間や、キリンが長い首を伸ばして餌を食べる様子を間近で観察することができます。

ナイトサファリ

夏季や特定の期間には、夜のサファリを体験できるナイトサファリも開催されます。昼間とは異なり、夜行性の動物が活発に活動する姿を見ることができるため、昼とはまったく違った雰囲気を楽しめます。

歩いて楽しめるウォーキングサファリ

園内には車を降りて見学できるウォーキングサファリゾーンも設けられています。このエリアでは、動物たちを上から見下ろしたり、目線の高さで観察したりと、さまざまな角度から楽しむことができます。

特に人気なのが、ライオンやホワイトタイガーなどの大型ネコ科動物を観察できるエリアです。また、絶滅が危惧されているシンリンオオカミの繁殖と保護を目的とした施設「オオカミの森」もあり、希少動物の保護活動について学ぶこともできます。

ふれあい体験ができる施設

群馬サファリパークでは、動物を観察するだけでなく、直接ふれあうことができる施設も充実しています。

ふれあいパーク

レッサーパンダやカピバラ、ミニチュアホース、カンガルーなど、かわいらしい動物たちと近くで出会えるエリアです。フライングショーやポニーの乗馬体験、レッサーパンダのもぐもぐタイムなど、さまざまなイベントも開催されています。

ふれあいハウス

ふれあいハウスでは、ウサギやモルモットなどの小動物に実際に触れることができます。動物の体温や柔らかい毛並みを感じることで、子どもから大人まで生き物のぬくもりを体感することができます。

ふしぎの動物の森

絵本の世界を再現したような空間で、ナマケモノやミーアキャット、ワオキツネザルなどの珍しい小動物と出会える施設です。かわいらしい動物たちとのふれあいや餌やり体験も楽しめます。

レストランとお土産

園内にはレストラン「サバンナ」があり、食事や休憩を楽しむことができます。動物をモチーフにしたメニューやサファリ気分を盛り上げる料理など、ここでしか味わえないオリジナルメニューが揃い、家族連れにも人気の休憩スポットです。

また、ショップ「マルシェ」では、動物のぬいぐるみやオリジナルグッズ、群馬県のお土産などを購入することができます。訪れた記念として人気のスポットです。

群馬サファリパークの歴史

群馬サファリパークは、1979年5月1日に開園しました。本格的なサファリパークとしては日本で5番目、東日本では初めての施設として誕生しました。

1986年には日本で初めてアフリカゾウの繁殖に成功し、雄のゾウ「タンゴ」が誕生するなど、動物の繁殖研究にも大きく貢献しています。また、日本動物園水族館協会から多くの繁殖賞を受賞しており、希少動物の保護活動にも力を入れています。

さらにインドネシアのサファリパークと姉妹園提携を結び、ジャワヒョウやスマトラタイガーなどの希少動物の保護活動にも取り組んでいます。こうした国際的な協力関係を通じて、世界の野生動物保護にも貢献しています。

主な動物の種類と特徴

群馬サファリパークでは、世界各地に生息する多種多様な動物が飼育されています。肉食動物から大型草食動物、さらには珍しい小動物まで幅広い動物を観察することができ、それぞれの動物が持つ特徴や生態を間近で学ぶことができます。

ライオン

ライオンは「百獣の王」と呼ばれる大型のネコ科動物で、アフリカのサバンナに生息しています。オスのライオンは立派なたてがみを持つのが特徴で、群れのリーダーとして縄張りを守ります。一方、狩りの多くはメスのライオンが協力して行うことが知られています。群馬サファリパークでは群れで生活するライオンの様子を観察することができ、堂々と歩く姿や休息する姿など、野生に近い行動を見ることができます。

ホワイトタイガー

ホワイトタイガーは、ベンガルトラの突然変異によって生まれた非常に珍しいトラで、白い体毛に黒い縞模様がある美しい姿が特徴です。通常のトラと比べて数が少なく、世界でも限られた施設でしか見ることができません。群馬サファリパークではホワイトタイガーを間近で観察することができ、その力強い体格と鋭い目つきは多くの来園者を魅了しています。

スマトラゾウ

スマトラゾウはインドネシアのスマトラ島に生息するアジアゾウの一種で、森林の減少などにより個体数が減少している希少な動物です。アフリカゾウに比べると体がやや小さく、耳も比較的コンパクトなのが特徴です。知能が高く社会性も強いため、群れで協力しながら生活します。群馬サファリパークではこの貴重なゾウの姿を観察することができます。

キリン

キリンは世界で最も背の高い動物として知られ、長い首と長い脚が特徴です。アフリカの草原に生息し、高い木の葉を食べるためにこのような体の形に進化しました。舌は非常に長く、約40センチほどあるといわれています。群馬サファリパークでは、悠然と歩くキリンや木の葉を食べる様子などを観察することができます。

シマウマ

シマウマは白と黒の縞模様が特徴的な草食動物で、アフリカの草原に生息しています。この縞模様は個体ごとに異なり、人間の指紋のようにそれぞれ違う模様を持っています。縞模様は外敵から身を守るためのカモフラージュの役割を持つと考えられており、群れで生活することで安全を確保しています。

アメリカバイソン

アメリカバイソンは北アメリカの草原地帯に生息する大型の草食動物で、巨大な体と大きな頭、厚い毛に覆われた体が特徴です。体重は800キログラムを超えることもあり、陸上動物の中でも非常に力強い動物として知られています。かつては北アメリカ大陸に数千万頭が生息していたといわれていますが、乱獲により個体数が激減しました。現在は保護活動によって徐々に回復しています。

エランド

エランドはアフリカに生息する大型のレイヨウの仲間で、草食動物の中でも非常に大きな体を持つことで知られています。オスには立派な角があり、体格もメスより大きくなります。温厚な性格で群れを作って生活し、広い草原をゆっくりと移動しながら草や葉を食べて暮らしています。

チーター

チーターは地上で最も速く走る動物として知られ、時速100キロメートル以上の速度で走ることができます。体は細くしなやかで、長い尾を使って走行中のバランスを保ちます。また、目の下にある黒い線は「ティアーズマーク(涙の跡)」と呼ばれ、太陽の光を抑えて獲物を見やすくする役割があるといわれています。

ハイエナ

ハイエナはアフリカのサバンナに生息する肉食動物で、強力な顎を持つことで知られています。骨をかみ砕くほどの力を持ち、獲物をほとんど残さず食べることができます。ハイエナは死肉を食べる動物というイメージがありますが、実際には自ら狩りを行う優れたハンターでもあります。

サイ

サイは厚い皮膚と大きな角が特徴の大型草食動物です。体重は2トンを超えることもあり、ゾウに次ぐ大型の陸上動物として知られています。見た目は重そうですが、短距離では非常に速く走ることができます。視力はあまり良くありませんが、優れた嗅覚と聴覚を持っています。

カンガルー

カンガルーはオーストラリアを代表する動物で、強い後ろ脚と長い尾を使って跳ねるように移動するのが特徴です。お腹には袋があり、そこに子どもを入れて育てます。ジャンプは一度に数メートルも跳ぶことができ、長距離を効率よく移動することができます。

ニホンジカ

ニホンジカは日本各地の森林に生息する草食動物で、日本ゾーンで見ることができます。季節によって体毛の色が変化するのが特徴で、夏は茶色の体に白い斑点が見られ、冬になると灰褐色の毛に変わります。オスのシカは立派な角を持ち、毎年生え変わることでも知られています。

ツキノワグマ

ツキノワグマは日本やアジアの山地に生息するクマの仲間で、胸に三日月形の白い模様があることからこの名前が付けられました。雑食性で、木の実や果物、昆虫などさまざまなものを食べます。群馬サファリパークでは、のんびりと歩く姿や木に登る様子を見ることができます。

レッサーパンダ

レッサーパンダは中国やネパールなどの山岳地帯に生息する小型の動物で、赤茶色のふさふさした体毛と長い尾が特徴です。かわいらしい見た目から非常に人気が高く、木の上で休んだり竹の葉を食べたりする姿が観察できます。動きが活発になる時間帯には、木の上を軽やかに移動する様子を見ることもできます。

カピバラ

カピバラは南アメリカに生息する世界最大のげっ歯類で、穏やかな性格と丸みを帯びた体が特徴です。水辺を好み、泳ぎが得意な動物としても知られています。群馬サファリパークのふれあいエリアでは、のんびりと過ごすカピバラの姿を見ることができ、癒やしの存在として人気を集めています。

ワオキツネザル

ワオキツネザルはマダガスカル島に生息する霊長類で、白と黒の縞模様の長い尾が特徴です。群れで生活する社会性の強い動物で、仲間同士で毛づくろいをする様子がよく見られます。また、朝になると太陽に向かって体を温める「日光浴」の姿が見られることでも知られています。

ミーアキャット

ミーアキャットはアフリカ南部の砂漠地帯に生息する小型の動物で、後ろ脚で立ち上がり周囲を見渡す姿が特徴です。群れで生活し、常に見張り役が周囲の危険を警戒しています。警戒する姿はとてもかわいらしく、多くの来園者に人気があります。

フラミンゴ

フラミンゴは美しいピンク色の羽を持つ鳥で、水辺に生息しています。この鮮やかな色は、エビや藻などに含まれる色素を食べることで生まれます。細長い脚と長い首を使って浅い水の中で餌を探す姿が特徴的です。

ナマケモノ

ナマケモノは中南米の森林に生息する動物で、非常にゆっくりとした動きが特徴です。ほとんどの時間を木の上で過ごし、木の枝にぶら下がるように生活します。体の動きが遅いことから、体表にコケが生えることもあり、それが保護色の役割を果たして天敵から身を守る助けになっています。

アルパカ

アルパカは南アメリカのアンデス山脈に生息するラクダの仲間で、ふわふわとした柔らかい毛が特徴です。穏やかな性格で人にもよく慣れるため、ふれあい動物として人気があります。アルパカの毛は非常に保温性が高く、衣類の素材としても利用されています。

ポニー

ポニーは体の小さい馬のことで、温厚で人懐っこい性格をしています。子ども向けの乗馬体験などで活躍することが多く、動物とのふれあいを楽しむことができます。体は小さくても力が強く、昔から農作業などにも利用されてきました。

利用案内・アクセス

営業時間

3月1日~10月31日:午前9時30分~午後4時
11月1日~2月末日:午前9時30分~午後3時30分
休園日:水曜日(祝日の場合は営業)

アクセス

上信越自動車道富岡ICより約5キロメートルと、車でのアクセスが便利です。公共交通機関はないため、上信電鉄上州富岡駅からタクシー(約15分)または富岡市の相乗りタクシー「愛タク」の利用がおすすめです。

周辺観光との組み合わせ

群馬サファリパークは、世界遺産として知られる富岡製糸場からも比較的近い場所にあり、富岡市周辺の観光と合わせて訪れる人も多くいます。

また、妙義山や下仁田町などの自然豊かな観光地にもアクセスしやすく、群馬県西部を巡る観光ルートの一つとして人気があります。

五感で感じる特別な一日

群馬サファリパークは、単なる動物園ではなく、動物たちの息づかいを感じながら非日常の世界を体験できる観光スポットです。家族旅行や休日のお出かけ先としてはもちろん、動物保護や生態系について学ぶ教育的な場としても価値があります。

雄大な自然の中で動物たちと出会う体験は、子どもから大人まで心に残る思い出となることでしょう。富岡市を訪れた際には、ぜひ足を運び、本格サファリの魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

Information

名称
群馬サファリパーク
(Gunma Safari Park)

富岡・下仁田

群馬県