群馬 観光ガイド

群馬県には伊香保温泉、草津温泉、貴船神社などの観光スポット、前橋花火大会、鬼子母神、草津温泉感謝祭などの観光イベント、こんにゃく、ソースカツ丼、地酒などのご当地グルメがあります。

群馬県は関東の西北部に位置する県で海がなく、そのかわりに関東平野と豊かな自然がある山間部を有しています。群馬県は日本でも有数の猛暑地であり、猛暑日の年間日数が国内最多となっています。冬も赤城おろしという強い風が吹き、北部になると日本海からの雪雲によって多くの雪が降る土地です。

気候の変化が大きい群馬県ですが、首都圏から便利な場所であり、冬季のスキーリゾート地として知られています。つま恋温泉、奥軽井沢温泉、水上温泉をはじめとする数多くの温泉も擁しています。中でも伊香保温泉は文人からも愛された温泉であり、温泉街には竹久夢二伊香保記念館などもあり、観光スポットとして有名です。

そのほかにも伊勢崎駅の付近では国指定重要文化財が収蔵されている相川考古館や伊勢崎銘仙ゆかりの倉庫群などがあり、歴史に興味がある人の気をひく建築物など、多くの観光スポットが点在しています。

また伊勢崎周辺は花蔵寺公園や赤堀花しょうぶ園といった花の名所も多く、季節の移り変わりを花によって楽しむことができます。

群馬県は廃藩置県前の名前を上毛野国といい、古代には東国の中心地となっていたため、岩宿遺跡など多くの遺跡を含んでいるため、古代のロマンも感じることができる土地です。

その土地の食べ物を楽しむというのも観光の楽しいところでしょう。群馬県はこんにゃくの生産が日本一で、こんにゃくを使った様々な料理を楽しむことができますが、こんにゃくゼリーなど新しいこんにゃくの食べ方も考案されて好まれています。

また群馬県は気温差が激しいことを利用してこうじ漬、たまり漬、ぬかみそ漬等、様々な漬け物が作られていることでも有名です。あんの入らない、小麦を原料としているまんじゅうを竹に刺して焼き、甘辛いたれをつけたやきまんじゅうは縁日などでみられるものですが、このやきまんじゅうは実は群馬県の特産品です。

絹織物の生産地として有名だった群馬県は銘仙といわれた伊勢崎織物など、桐生織物の産地が現在も点在しており、伝統的織物のほかに様々な織物を生み出しています。そのほか近代こけしや高崎達磨などの民芸品もあるため、観光のお土産巡りも楽しめます。

群馬 のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

草津温泉

恋の病以外なら、どんな病気でも治る

もうもうと湯煙をあげる湯畑や、お湯が川となって流れている西の河原と露天風呂で、温泉情緒があふれる草津温泉。 自然湧出の温泉が大小100か所以上あり、毎分3万2300リットル以上の自然湧出量は日本一。湯もみと湯もみ踊りが実演される熱の湯など、湯の町ならではの見どころがいっぱい。 草津温泉は室町時代に有馬温泉・下呂温泉と並び「三名泉」のひとつと称され、江戸時代より「天下の三名泉」(日本三名泉)と呼ばれる、歴史をもつ名湯。 pHは2.0程度と酸性度が非常に高く、雑菌などの殺菌効果がある。古くから薬湯と知られており、恋の病以外なら、どんな病気でも治ると言い伝えられている。 湯畑毎分4437リッ...»

草津温泉 湯畑

もうもうと湯煙をあげる湯畑は、毎分3万2300リットル以上の自然湧出量が日本一である草津温泉の最大の源泉。 幾条もの樋に湯を流すことで温度を適温に下げていて、その際に樋の底に溜まる湯の花を採取している。 洋画家の岡本太郎が全体の設計のデザインをしていて、ひょうたんの形をしている。概要 草津温泉 湯畑(くさつおんせん ゆばたけ)は、群馬県草津町に位置する、草津温泉の中心的な観光名所です。草津温泉は、古くから温泉地として知られ、多くの観光客に親しまれています。湯畑は、草津温泉のシンボルであり、その独特な温泉施設が観光の目玉となっています。 歴史 草津温泉の歴史は、古代にさかのぼります...»

吹割の滝

圧倒される迫力、壮大な自然美が広がる

吹割の滝は、群馬県沼田市に位置し、高さ7メートル、幅30メートルの大規模な滝として知られています。その壮大さから「東洋のナイアガラ」とも称され、四季折々の美しい自然景観が訪れる人々を魅了しています。滝の轟音とともに落ちる水流が岩に激しくぶつかり、飛び散る水しぶきは圧倒的な迫力を持ち、特に夏場には滝から放たれる天然のミストが涼を提供し、訪れる人々に爽快感を与えてくれます。 地質学的背景と名称の由来 「吹割」という名前は、片品川の清流が凝灰岩や花崗岩の川床を流れる際に、柔らかい部分が侵食され、まるで大きな岩が割れたような景観が形成されたことに由来しています。この独特の地形は、長い年月をかけて自...»

老神温泉

昔から皮膚病や外傷に効く温泉として知られる、周囲を山々に囲まれた温泉地です。 東に日光連山、西に谷川岳、南に赤城・榛名山、北に武尊山が囲み、その山あいを流れる利根川の支流・片品川の渓谷に面します。片品川に沿った斜面には旅館やホテルが建ち並んでいます。 「脚気川場に瘡老神」といわれ、昔からおできや腫れ物に効き目があると湯治客で賑わっていました。 この地は利根川の支流である片品渓谷や吹割の滝など、自然の豊かさが魅力とされ、尾瀬観光の拠点としてにぎわっています。 老神温泉では毎年5月上旬には伝説に因んだ名物の大蛇まつりが開催され、巨大な蛇神輿が温泉街を練り歩きます。また、6月には色鮮やかなポ...»

伊香保温泉

365段の石段に連なる温泉街

歴史的にも有名な湯治場であり、多くの温泉客でにぎわっています。榛名山の東側に位置する温泉街は、標高650mから800mの地域に広がっています。山間の斜面に広がるため、上越国境の山々や赤城山などの美しい景色が楽しめます。 その象徴として知られているのが、天に向かってどこまでも伸びる石段です。温泉街の中心となるメインストリートは、400年の歴史を持つ石段で知られており、全長300mで365段の石段が連なっています。 この石段の両側には、みやげ物店や新旧の旅館、饅頭屋、遊戯場などがひな段式に配置されており、浴衣姿の人々が下駄の音を響かせながら散策する光景は、湯のまちの風情を感じさせます。 また...»

こんにゃくパーク

工場見学とバイキングが無料で楽しめる

日本の伝統食材である「こんにゃく」をテーマにした、こんにゃくの美味しさと文化を見て・味わって・体験できる、楽しさと美味しさいっぱいの体験施設。 こんにゃく・白滝ゾーン、ゼリーゾーン、バイキング・おみやげゾーンの3つのゾーンがつながっており、迫力ある工場見学とパワー溢れるこんにゃくバイキングが魅力です。また、手作りこんにゃくゼリー体験や、こんにゃくパーク限定商品も豊富に取り揃えています。 天候に左右されることなく、子供から大人までみんなが楽しめるスポットです。施設内では「こんにゃく作り体験」や「工場見学」、こんにゃく料理が食べ放題の「こんにゃくバイキング」を実施しています。 こんにゃく工場...»

おもちゃと人形 自動車博物館

日本最大級のアミューズメント ミュージアム

100カ国の人形と昭和初期からの懐かしいおもちゃやお人形、テディベアをテーマ別に約3万点を展示している複合テーマパークです。年間40万人の来館者数があり、私設ミュージアムで日本一の集客数を誇ります。 クラシックカーやスポーツカー、懐かしい名車を展示する自動車博物館、ワインとチョコレート博物館、昭和の街並みを再現した昭和レトロテーマパーク 駄菓子屋横町、世界中から集められた2,000体以上のテディベアが展示されているテディベア博物館、実物大の戦車のジオラマが展示されたミリタリーゾーン、ゴーストハウスなどのエリアがあります。 また、外壁には「頭文字D」の「藤原とうふ店」を再現したフォトスポット...»

少林山 達磨寺

縁起だるまの発祥地

達磨大師の教えを受け継ぐ、高崎の名物となっている「縁起だるま」の発祥地として有名な古刹です。 毎年1月6日と7日には「七草大祭だるま市」が開催され、数十万人の参拝者が集まります。10月5日には「達磨まつり」が行われます。 1680年に大洪水の後に香り高い古木が川で輝いていたことから、一了居士という行者が達磨大師の座禅像を彫刻し、お堂に祀ったことで知られるようになりました。それ以降、達磨大師の霊地として、少林山と呼ばれるようになりました。 天明の大飢饉(1783年~1787年)により困窮した村人を助けるため、九代目の東嶽禅師が農民たちの副業として張子だるまの作り方を教えるために、開山 心越...»

茂林寺

「分福茶釜」という有名な狸にまつわる説話で知られている寺院です。静かな名刹であり、山門をくぐると巨大な狸の像が迎えてくれます。 参道には信楽焼きの21体のたぬきの像が配置されています。本堂の前にはシダレザクラや、樹齢約600年のラカンマキの巨木があります。 本堂には分福茶釜が安置されており、見学することができます。この茶釜は紫金銅で作られており、容量は1斗2升(約21リットル)です。形状は真形で、周囲は4尺(約1.2メートル)、重量は3貫(約11.2キログラム)、口径は8寸(約24センチメートル)です。元々の蓋は失われており、現在は新たに作られた蓋が使用されています。 さらに、「狸コレク...»

焼きまんじゅう

江戸時代より親しまれてきた!?群馬県民のソウルフード

小麦粉で作るまんじゅうを串にさし、みそだれをぬって火にかけ焦げ目をつけてつくられたまんじゅう。米麦の二毛作が盛んな群馬県には、小麦粉を使った料理がたくさんある。県内の「焼きまんじゅう屋」で供されているが、最近は味の種類が増え、餡入りの焼きまんじゅうなども見受けられるようになった。 【歴史・由来】発祥は諸説あるが150年以上の歴史があり養蚕業や絹織物業が盛んな群馬県で繊維関係の商工業者間の交流で広まったとされている。初市や花見、夏祭りなどの行事で必ずといっていいほど屋台にならぶ。 【食べるシーン】日常食として年間を通して専門店等で販売されている。また、夏祭りなどのイベント時に屋台で食べられる...»

おっきりこみ(群馬県)

群馬県の伝統食「群馬といえばおっきりこみ」

幅広の生麺、里芋、大根、きのこなどをたっぷりの汁で煮込んだ料理。塩を入れずに打った生麺を煮込むため、打ち粉が溶け出してとろみが出るのが特徴。群馬県のおふくろの味として愛されている。 【歴史・由来】群馬県は日照時間が長く乾燥した気候、水はけの良い土壌のために小麦づくりが向いており、粉食文化が発達した。おっきりこみは、麺を「切っては入れ、切っては入れ」する様子から、自然とこの呼び名がついたといわれている。地域によっては「煮ぼうと」や「煮ぼうとう」、「おきりこみ」とも呼ばれている。昔、養蚕農家で農作業を終えた女性たちが、栄養バランスに優れ手早く大量に作れる料理として普及したといわれる。 【食べる...»

剣崎桃

高崎市が誇るブランド桃、「剣崎桃」。その歴史は古く、1400年前と推定される観音塚古墳の石室から、副葬品などと一緒に「桃の種」が出土している。高崎市街地から西に車で15分ほどにある八幡地区で栽培されている。7月中旬から8月にかけてが旬。夏に高崎を訪れるなら、ぜひその香りと味を確かめてほしい。 旬     7月 8月...»

こんにゃく料理(群馬県)

群馬県はこんにゃく芋生産量ダントツ全国1位

古くから日本人に親しまれてきた食材のひとつ、こんにゃく。特に生のこんにゃく芋をすりおろして作る「生芋こんにゃく」は、こんにゃく本来の弾力と風味のよさを引き出すことができる。こんにゃくの生産量、全国トップクラスを誇る群馬県では、こんにゃくを使った“こんにゃく料理”が豊富。地元では、定番のおでんや刺身の他にも、味噌漬け、湯葉こんにゃく、枝豆こんにゃく豆腐など、食べ方もバラエティ豊か。 【歴史・由来】群馬県は、多くの火山があり、火山灰が積もった深く水はけの良い耕土が広がっている。このこんにゃく芋栽培に適した、水はけの良い土地で作られるのが群馬のこんにゃくだ。こんにゃくの90%は水でできている。群馬...»

とうもろこし(群馬県)

消費地に近いメリットを生かした、新鮮で甘いとうもろこし栽培

群馬の「とうもろこし」は、生産量が全国第5位で、主に昭和村、沼田市、伊勢崎市、長野原町、みどり市で栽培される。平坦地では6月から出荷が始まり、夏に向けて高冷地へと産地が切り替わる。旬は7月~9月。とうもろこしの味は、鮮度がいのち。群馬では、消費地に近いメリットに加え、産地では様々な工夫をしている。質のよい甘さと、穂の全体に並んだ黄金色の粒、そして今までになかった粒皮のやわらかさなどを特徴にもつ人気の品種ゴールドラッシュなど、より新鮮で甘いとうもろこしを作っている。 旬     7月 8月...»

上州 太田焼そば

戦後、出稼ぎに来ていた東北の人々が広めたという太田名物

太田市は、群馬県南東部に位置する工業都市で、戦後には東北地方から多くの人々が出稼ぎに来ていた。その中に、”横手焼きそば”で有名な秋田県横手市の人々もおり、彼らが太田市に焼きそばを広め、現在の”上州太田焼きそば”に変化していったと考えられている。上州太田焼きそばは、「太麺で黒いソース」を特徴としているが、店により麺の太さや味付け、具などはさまざま。地元の有志で「上州太田焼そばのれん会」結成し、ご当地グルメでまちおこしを図る一大イベント「B-1グランプリ」にも平成19年から毎年出展している。...»

ひもかわうどん

その太さは迫力大!小麦の産地が生み出した幅広麺

群馬県桐生地方に伝わる幅広麺のうどん。群馬は有数の小麦の産地でもあり、その歴史は古い。きしめんのルーツでもある「芋川(いもかわ)うどん」がなまったものとも伝えられる。もとはおっきりこみという群馬の郷土料理に使われた麺で、その太さは店により1.5センチから10センチのものまである。幅は広いが厚みは1ミリ程度と薄く、つるんとしたのど越しも特徴のひとつ。冷たいざるうどんから温かいうどんまでその食べ方は様々。TVなどで紹介され特に注目を集めた10センチ幅の麺は、桐生市内の「ふる川」ほかで食べられる。...»

水沢うどん

400年以上の歴史を誇る、日本三大うどんのひとつ

”水沢うどん”は、伊香保温泉周辺で作られている手打ちうどんで、水沢寺参拝者に振舞ったのが起源といわれている。群馬は全国トップクラスの生産量を誇る小麦の生産地で、水沢うどんは400年以上の歴史があるということだ。地元産の小麦粉、塩、水だけで作られており、やや太めでコシがある透き通るような白い麺を、しょうゆダレやごまダレを添えた冷たいざるうどんで提供するのが一般的だ。伊香保温泉から下った水沢観音周辺には、うどん屋が軒を連ねる「水沢うどん街道」があり、観光客で賑わっている。...»

上州そば

四方を山に囲まれた土地だからこそうまれた絶品そばを味わう

かつて、上州と呼ばれていた群馬県。海がないため魚介類に乏しく、山が多いため稲作にも向いていない、という環境のなかで、春には小麦、秋にはそばを栽培し、それを粉にして冬の保存食とするようになり、自然とうどんやそばといった麺文化の発達につながっていったようだ。現在でも、赤城山麓などの地域ではそばの栽培が盛んに行われており、風味が豊かでコシが強い”上州そば”を群馬県の各地のそば屋で味わうことができる。”上州そば”は乾麺でも味が落ちないと評判。おみやげとしてもおすすめだ。...»

赤城牛

肉や脂の旨味にこだわり、柔らかくきめ細やかな肉質が自慢!

「赤城牛」の故郷は、群馬県の赤城山麓。「赤城牛」は、旨みの元であるアミノ酸を多く含み、柔らかくきめ細やかな肉質が特徴。不飽和脂肪酸も多く、融点が低いため、口の中に入れた瞬間のあの「ふわぁ~」とトロけるような食感が味わえる。また、効果的配合のオリジナル飼料で育てているので、和牛独特の強い芳香と鮮明(ピンク色)な肉色で、弾力に富む。霜降り重視ではなく、肉自体の旨味や脂の旨味にこだわった牛肉。赤城和牛は黒毛和種、赤城牛は交雑種である。ステーキやしゃぶしゃぶ、焼肉などで美味しく食する。...»

ソースカツ丼(群馬県)

前橋市・桐生市のご当地グルメ。ご飯との相性抜群でたっぷりと

おおよそのスタイルとして、ウスターソース系のソース(トマトケチャップ・酒などを加えたソース)にとんかつをくぐらせてから丼飯の上に盛った「ソースカツ丼」。豚カツはロースが主体だがヒレの場合もあり、千切りのキャベツを敷いた上でカツが盛り付けられるものもあるが、地域により違いがある。 「ソースカツ丼」の起源については諸説あり、その店舗や地域は全国的に分散点在しているが、群馬県では前橋市や桐生市で、地元のご当地グルメとされている。...»

陣田みょうが

陣田は、倉渕町(旧倉渕村)の最北端に位置しており、標高約650メートル。昭和30~40年代頃に一大ブランドを築いたのが、ここで採れる「陣田みょうが」である。夏の涼しさと自然が豊かな環境を活かした、林の中でのみょうが栽培が盛んで、ハウス栽培などによる大量生産を行っておらず、あくまで露地栽培であるため、旬の時期に本来の味・香りを楽しめる。ぜひ旬の時期に陣田に訪れてほしい。 旬     8月 9月 ...»

高崎パスタ

小麦の生産量全国第4位!粉食大好き「パスタの街」高崎

高崎市は小麦の生産に適した気象条件となっており、昔から小麦粉が盛んに産出されている土地である。(※小麦に適した気候とは、晴れて空気が乾燥している日が多いことであり、特に群馬では「上州空っ風(からっかぜ)」という、赤城山から吹き降ろす風が名物でもある。) こうした背景があり、群馬・高崎には「おっきりこみ」やうどんなどの小麦食文化が根付いていた。 さらに群馬県は全国屈指のパスタ消費量があり、小麦食文化から関連した新たな食の名物として、「高崎パスタ」が生まれたとされている。 市内にはパスタ専門店が数多く存在し、高崎市が公募した「たかさきパスタ探検隊」の隊員がそれぞれがおすすめの店40数軒を紹介し...»

榛名山麓の梨

高崎の梨の歴史は古く、明治時代にまで遡る。榛名山麓の里見地域でできる梨で、「里美梨」として群馬県内外で広く知られている。夏には「幸水」や「豊水」、秋にかけて「二十世紀」など、その歴史に見合うたくさんの種類の梨が栽培されている。シーズンには「くだもの街道」として沢山の人でにぎわう。ぜひ旬の時期に訪れて、好みの梨を見つけてほしい。 別名     里見梨旬     8月 9月 10月 11月 ...»

藤岡ラーメン

お店ごとに違う多彩な味わいが楽しめる

群馬県の藤岡市は、市内に多数のラーメン店が点在する知る人ぞ知るラーメン激戦区。そこで作られるご当地ラーメンは”藤岡ラーメン”、または”上州藤岡ラーメン”とも呼ばれ、鶏がらをベースにしたしょうゆ味のスープと、もちもち感があってコシが強い中太のちぢれ麺が特徴だ。群馬県内に手打ちの名物麺「水沢うどん」があるためか、自家製手打ち麺で提供しているお店が多く、激戦区ということもあってか、お店独自の味付けやトッピングなど、多彩なバリエーションが味わえるので、食べ歩きも楽しい。...»

焼もち

手早く作れ、腹持ちも良い!群馬では各家庭で作られる懐かしい味

「焼きもち」は、「おやき」とも呼ばれ、小麦が多く生産されている群馬県伝統のおやつである。小麦粉とみそ、きざんだ野菜などを入れて焼いて食べる。一般的にはねぎやしそ、ふきのとうなど季節の野菜を入れ、平らに丸めてほうろくで焼く。地域や家庭によって生地や具、作り方や呼び名も少しずつ違い、県内各地でいろいろな味の「焼きもち」がある。農作業の合間の「こじゅはん」(「小」+「昼飯」、間食の意味)として、手早く作れて腹持ちのいい「焼きもち」は、今でもお茶請けやおやつに食べ親しまれている。...»

ホルモン料理(群馬県)

豚ホルモン発祥の地、食肉産業の盛んな群馬のホルモン

群馬県は「豚肉」を中心に、食肉産業が盛んです。ただ、メインとなる「食肉」は県外に出てしまうことが多く、地元の人は大量に残った内臓肉を消費しようと生まれたのが「もつ煮」を始めとする「ホルモン料理」です。 群馬のもつ煮は野菜をほとんど使用せず、生産量全国1位のコンニャクともつだけで作るのが特徴。県内の食堂などにも「もつ煮定食」のメニューが見られます。 高崎ほるもん 群馬県高崎市は、ホルモンの町として名を馳せており、高崎駅構内のお土産店などで手に入ります。食肉卸の直営店をはじめ安くておいしいホルモンを提供する焼肉店やもつ鍋店が多い高崎。...»

群馬県の地酒

山紫水明の地に生まれる銘酒!圏内の酒米を使ったものも

上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)をはじめ、自然豊かな群馬県では、その山々を伝わり、地下に蓄えられた伏流水が、日本酒、ビール、焼酎、ワインなどのよき酒を作る源となっている。県内で栽培した酒米と呼ばれる酒造りに適した米を使用した日本酒も多く見られるようになった。酒米の中でも特に日本酒の醸造に適した米を酒造好適米といい、産地ごとに銘柄の指定を受けて栽培されている。特に、群馬県産「若水」は大粒品種であり良質の麹を造るのに適した「心白」が多いのが特徴で、関東地方で初めて酒造好適米として認定された。...»

沼田だんご汁

沼田の伝統。モチモチだんごとたっぷりの野菜で身も心もポカポカ

群馬県沼田市は、豊かな山あいに位置する温泉の湧き出る町。”沼田だんご汁”は小麦粉を練ってひと口大に丸めただんごと、地元の野菜を一緒に煮込んだもので、沼田の伝統的な郷土料理だ。野菜から出る甘めの出汁と、だんごはつるんとした食感が心地良く、かむとモチモチとした弾力のある歯応えがおいしい。市内の30軒ほどの店でだんご汁が提供されており、和洋中様々な店で工夫をこらしただんご汁が味わえる。だんご汁は、市民に喜ばれる食べ物の1位に選ばれたこともあり、沼田市民のソウルフードともいえるようだ。...»

伊勢崎もんじゃ

子供時代がよみがえる、昔懐かしの素朴な味が復活。名物に!

小麦の産地である群馬県南部に位置する伊勢崎市のもんじゃの歴史は古く、明治時代にうまれたといわれている。昭和30~40年代の伊勢崎市には、駄菓子屋の片隅に必ず「もんじゃコーナー」があり、子供達のおやつの定番だった。その後、伊勢崎商工会議所青年部のメンバーがそのもんじゃ焼きを新たな名物に育てようととり組みを始め、徐々に広まっていったようだ。イチゴシロップを使う「アマ」と、カレー粉を使う「カラ」があるのが最大の特徴。両方を使うと「アマカラ」と呼ばれるものになる。トッピングにはベビースターラーメンが定番。...»

生芋こんにゃく

生でしか味わえない豊かな風味と弾力のある食感を楽しむ!

こんにゃくいもを粉末にしてから作られるのが一般的なこんにゃくだが、生のこんにゃくいもをすりおろして作られるのが”生いもこんにゃく”。昔ながらの生芋をすり潰す製法では芋の皮が入るため出来上がったこんにゃくは黒っぽくなります。産地としては、全国で消費されるこんにゃくの約9割を生産しているという群馬県が知られており、地元では”生いもこんにゃく”を使ったおでんや刺身、煮物、鍋などの様々なこんにゃく料理が楽しめる。近年、こんにゃくは低カロリー食品として、美容食品としても注目集めており、それにあわせた新商品の開発も盛んに行われているようだ。...»

嬬恋高原ビール

嬬恋高原の大自然が育んだ爽やかな味を堪能

軽井沢、浅間山にほど近く、四季折々の風景も美しい嬬恋高原ブルワリーで生まれた“嬬恋物語”。大自然から湧き出る水を利用し、丹精こめて作られたお酒は3種類。苦みが強いが香りのバランスがよい“メルツェン”、深くローストした麦芽で醸造したコクがある黒ビール“アイリッシュスタウト”、エール用のホップケントゴールディングを使用し、すっきりとした喉ごしの発泡酒“プレミアムピルスナー”と、個性派揃いのラインナップ。缶にデザインされた浅間山のイラストもかわいいと好評だ。...»

高崎うどん

モチモチとした食感とつるっとしたなめらかなのど越しが特徴

高崎産小麦「きぬの波」を100%を使用した「高崎うどん」など、高崎では美味しいうどんが食べられます。...»

国分にんじん

甘くて柔らかい、稀少なニンジンは、お正月にも欠かせない

「国分ニンジン」は、大正の中期に西洋系の長にんじんをもとに品種改良されたもので、根長は60~80cmになる。甘味が強く、色・香りも良く、料理すると、さらに旨味が増す。一般的に12月の下旬からお正月くらいまでの収穫時期が旬だとされている。収穫時期のせいもあり、お正月のお雑煮やお節料理などに多く使われている。昭和30年代頃がピークだったが、現在は、数人の生産者で、地域の伝統野菜として継続している。今では、「幻のニンジン」と言われるほど評価の高いニンジンである。 旬     12月 ...»

国府 白菜

肉厚で柔らかく、食味が甘いのが特徴

「国府白菜」は、榛名山の噴火による火山灰の堆積でできた肥沃な土地をもつ高崎市の国府地域で育てられた白菜の総称。他の土地で 栽培されても同様の甘さや食味を得られな いため、「国府白菜」と呼ばれています。漬け物や鍋には勿論、キムチや浅漬けにしてもとてもおいしく食べられます。 旬     1月 2月 3月 11月 12月 ...»

館林うどん

麺のまち「うどんの里 館林」でつくられる風味豊かなうどん

豊富な伏流水と良質な小麦ではぐくまれた手打ち麺の技巧によりつくられる、コシの強い風味豊かな味わい抜群のおいしいうどん。 【歴史・由来】群馬県東部の東毛地方は良質な小麦がとれることから製粉業が盛んだった。日清製粉グループの前身「館林製粉」発祥の地でもある。粉食文化は江戸時代中頃から続いていたという記録が残り、館林藩の献上品として「うどん」が納められていたという。良質な小麦と豊富な水を背景に「うどんの里」となった館林市は、地域のうどん店、製麺業者、しょうゆメーカーなどで協力し、館林のうどんをつくりあげた。水沢うどん、桐生うどんと並び群馬三大うどんと称される。 【食べるシーン】昔はごちそうとして...»

生しいたけ(群馬県)

原木栽培の他、菌床栽培が急速に普及

群馬県の「生しいたけ」の生産量は全国でも5本の指に入る。安中市、富岡市、沼田市、前橋市を中心に県内全域で栽培され、コナラ原木などに種菌を接種して栽培する原木栽培が古くから行われてきた。近年、おがくずを使用した菌床栽培が急速に普及している。「生しいたけ」は一年中流通しているが、味の旬は、春と秋から晩秋にかけて。しいたけにはエリタデニンという、しいたけ特有の成分が含まれており、コレステロール値を下げるとともに、血流をスムーズにして血圧を降下させる働きが明らかになっている。...»

コロリン シュウマイ

ふっくらもちもち!アツアツをソースで味わう、なつかしの味

群馬県桐生市の名物として人気の「コロリンシュウマイ」。男爵いも、玉ねぎ、馬鈴薯でんぷんを主原料に作られる。シュウマイ、というのに肉が入っていなく、たこ焼きほどの大きさでソースと青海苔をかけて食べる。戦前からあった食べ物で、手軽な値段で購入でき、今も人気のB級グルメである。時間が経つとシュウマイが硬くなってしまうため、アツアツの暖かいうちに食べるのが良く、お土産には蒸かしてない冷蔵のものを購入すると良い。...»

あがししコロッケ

農作物を荒らす厄介者で町おこし!イノシシ肉たっぷりのコロッケ

“あがしし”とは、群馬の吾妻に生息するイノシシのことで、“吾妻(あがつま)”の“イノシシ”を略してあがししとなった。あがししは、長年、この地域の農作物に被害を及ぼすとして、駆除されていたが、町おこしにいかせないかという声から、地元の地産地消委員会が“あがししコロッケ”を開発し、販売をはじめた。このコロッケは肉感たっぷりで、その4割があがししの肉。現在は、“あがししコロッケバーガー”も登場し、すっかり吾妻の名物として定着している。...»

門前そば(榛名神社)

榛名の湧き水で打った蕎麦は絶品です

榛名神社門前に立ち並ぶ商店では門前そばが名物。榛名産地粉を使った蕎麦を榛名山の湧水で打ったのど越しの良い蕎麦、ぜひご賞味あれ。...»

やよいひめ(イチゴ)

群馬の秘蔵っ子!大粒で糖度が高く、ほどよい酸味がさわやか

群馬で生まれたイチゴ”やよいひめ”。3月=弥生が出荷の最盛期であることからその名がつけられ、果重20グラムという大粒さと、しっかりした果肉で、日持ちが良いのが特徴だ。”やよいひめ”の味は、豊富な果汁でイチゴの甘さを十分に味わえるだけでなく、さわやかな後味を引き立てるバランスの良い酸味が人気の秘密。近年まで、群馬県のみで生産されていたが、その味の良さから全国ブランドになると期待され、2008年から県外生産も認められるようになった。 旬     1月 2月 3月 4月 5月 ...»

春いぶき(フキ)

群馬オリジナル品種の“ふき”は蕾(ふきのとう)の収穫量が多い

”春いぶき”とは、群馬県で栽培されているオリジナル品種の”ふき”。一般的なふきと比べて、花の基部になる苞(ほう)の枚数が多いため、”ふきのとう”の収穫が多く、それらがまとまって発生するため、比較的収穫が容易なことから生産者の人気が高い品種だ。味は、ふきのとうには、独特の苦味と豊かな香りがあり、ふきは、香りが豊かでやわらかく食べやすいと好評。群馬県内の農業者等が組織する団体にのみに栽培が許されているため、県外ではなかなかみられない農産物である。 旬     2月 3月 4月 5月 ...»

国分にんじんジュース

幻の国分人参を100%使用

普通の人参に比べて糖度が高い、国分人参をそのまま絞ったにんじんジュース。その濃厚な味わいと鮮やかなオレンジ色は、一度飲んだらやみつきになるほど。ドレッシングなど料理にも。...»

峠の釜めし

1億8000万個の販売数を誇る大人気の駅弁

1958(昭和33)年の発売開始以来、「安全・安心」をモットーに変わらぬ味を守り続ける「峠の釜めし」。利尻昆布を使用ししょうゆベースで炊き上げたコシヒカリと、山里の幸を使用した9種類の具材で豊かな味わいを楽しめる。 「益子焼の土釜」に特徴がある駅弁で、「日本随一の人気駅弁」と評価されることもありました。2023年6月現在、累計販売数は1億8000万個を超えています。 釜 この駅弁は、直径140mm、高さ85mm、重量725gの益子焼の土釜に入った、薄い醤油味の出汁で炊き込まれたご飯が特徴です。製造は栃木県芳賀郡益子町の窯元つかもとで行われており、釜の上薬には「横川駅」「おぎのや」という文...»

カリカリ梅

青梅をカルシウムを使って漬け込み、カリッとした食感を実現!

全国第2位の梅の生産量を誇る群馬県。梅を青梅のうちに収穫し、カルシウムを使うことにより果肉に含まれるペクチンが水溶化し、やわらかくなることなく、「カリカリ」とした食感が残るように漬け込む。もとは、長野の農家に伝承されていた「小梅漬」で、その製法を取り入れた、群馬の企業が商品化。その企業は110年以上前から、干さずに漬ける柔らかな梅漬けを生産していたが、ある時、やわらかな梅漬けの中に、硬い梅の樽が!1年以上経っても食感が変わらないことにヒントを得て、「小梅漬」を参考に商品化し、広がった。 赤城フーズ 明治26年(1893年)、前橋市で「小田原屋」という屋号で創業。群馬で最も歴史のある漬物メー...»

桐生うどん

少々の薬味で麺の味を楽しむ「もり」うどんが一番のお勧め

日本三大清流のひとつである桐生川が流れる桐生市では、良質な小麦粉が栽培されており、その小麦粉から作る”桐生うどん”は、地元の冠婚葬祭にも欠かせないといわれるほど、地元民に根付いた名物グルメ。一般的なうどんに比べて太くてコシがあり、つるっとしたのど越しで食べ応えは十分。一般的には、もりうどんで食べられており、少々の薬味でうどん自体の味を楽しむのが桐生風。暖かいうどんで楽しみたいのならば、太い麺がいきるカレーうどんがおすすめだ。...»

ギンヒカリ(ニジマス)

皮は銀色・身はサーモンのように光り輝く高級ニジマス

“ギンヒカリ”とは、群馬うまれ群馬育ちの高級ニジマスのこと。赤城山麓の麓、勝保沢に湧き出る水で育てられている稀少品で、県外にはほぼ出回らない。ニジマスの銀色に光り輝く体表から、この名がつけられた。肉質がきめ細かく滑らかで、しっかりと引き締まっており、サーモンのような色の身をしている。低脂肪で高タンパク、EPAやDHAを多く含んでいるといわれ、刺身や天ぷら、マリネ、スモークなど、生でも加熱しても臭みがなく、とろけるような舌触りを味わえるだろう。...»

下仁田ねぎ

「殿様ねぎ」とも言われ、独特の甘味が際立つねぎの王様!

「下仁田ねぎ」の「下仁田」とは群馬県の西部に位置する地名で、この地域でしかできない独特で良質の葱を栽培していたことが名前の由来。現在では下仁田町を含む甘楽・富岡地域で収穫されたものが「本場の下仁田ねぎ」とされ、本場ブランドとして高値で取引されている。出荷時期は10月~1月位まで。「下仁田ねぎ」は、特に白根が太く、肉質はやわらかで、火を通すとトロっとした食感かつ独特の甘みが出るのが特色。根深葱の一種で、主に白根の部分を食す。鍋料理、煮込みうどん、焼きねぎなどがおすすめで、風邪予防にもなる。 旬 10月 11月 12月 1月...»

入山きゅうり

夏にぴったり!さわやかな香りでみずみずしい伝統野菜

平坦地域を中心にきゅうりの施設栽培が行われ、生産量は全国第1位を誇る群馬県。促成栽培、抑制栽培など、さまざまな作型を組み合わせることで、1年を通して出荷している。その中で、伝統野菜とされている「入山きゅうり」は、吾妻郡中之条町入山地区(旧六合村)を中心に、主に自家消費のために栽培されてきた。出荷時期は7月~9月で、長さが17~18cmと短くて太く、黒いイボがあり、皮は薄い黄色味。果汁が多くて柔らかく、香りが良くてみずみずしいのが特徴で、生でも漬物でも美味しいきゅうりである。 旬     7月 8月 9月...»

うめ(群馬県)

全国有数の生産地で、多くの品種を栽培。ジュースなどの加工品も

群馬県は東日本一、全国第2位の梅の生産地で、梅の栽培面積は、県内の果樹面積の約40%を占めている。梅林の名所である高崎市榛名地区、箕郷地区、安中市を中心に生産されている。旬は6月で、「白加賀」「梅郷」「南高」「織姫」など多くの品種を栽培。中でも県内で生産される梅の約60%を占める「白加賀」は、群馬の生梅として、「青梅」のブランドイメージを確立した立て役者。大粒で形が良く、果肉は厚く滑らかで、梅酒・梅ジュース・梅干しなど加工品にも優れている。 旬     6月...»

榛名神社

千四百年の時を経て、受け継がれる清らかな祈りが歴史ロマンへといざなう

榛名神社は、群馬県の歴史と文化を象徴する神社で、第31代用明天皇の時代(585~587年)に創建されたと伝えられています。榛名山の霊峰に位置し、自然と調和した美しい境内には、神道と仏教が融合した歴史が息づいています。古来より多くの信仰を集めてきたこの神社は、現在ではパワースポットとしても人気を博しています。 歴史と信仰の融合 神仏習合の霊場 榛名神社は、山岳信仰とともに神道と仏教が融合してきた霊場です。江戸時代には「榛名山厳殿寺(がんでんじ)」と呼ばれる寺院として機能し、榛名講と呼ばれる参拝者が多く集まり、宿坊が立ち並び、社家町(しゃけまち)と呼ばれる町が形成されていました。 しかし、...»

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