平坦地域を中心にきゅうりの施設栽培が行われ、生産量は全国第1位を誇る群馬県。促成栽培、抑制栽培など、さまざまな作型を組み合わせることで、1年を通して出荷している。その中で、伝統野菜とされている「入山きゅうり」は、吾妻郡中之条町入山地区(旧六合村)を中心に、主に自家消費のために栽培されてきた。出荷時期は7月~9月で、長さが17~18cmと短くて太く、黒いイボがあり、皮は薄い黄色味。果汁が多くて柔らかく、香りが良くてみずみずしいのが特徴で、生でも漬物でも美味しいきゅうりである。
旬 7月 8月 9月