「幅広いんげん」は、吾妻郡中之条町入山地区(旧六合村)を中心に栽培されてきた伝統野菜。大正時代の終わり頃、梨木地内に導入された金時いんげんの中から、良いものを選び出し栽培されるようになった。すじなしの薄く幅広・平さやいんげんで味が良く、草津温泉のお客さん向けに販売されてきた。出荷時期は、7月~9月上旬。平サヤ品種に属し、柔らかく、さやごと利用される。ゆでてマヨネーズなどを掛けたりゴマ味噌であえたりする他、てんぷらでもその風味を楽しめる。加熱し過ぎないのがコツで、3分半くらいの短時間が良い。
旬 7月 8月 9月