群馬県利根郡片品村に位置するかたしな高原スキー場は、関東エリアで唯一の「スキーヤー専用」スキー場として知られています。スノーボードでの滑走は行われておらず、スキーに集中できる環境が整えられている点が大きな特徴です。そのため、初心者や小さなお子様連れのご家族、そして久しぶりにスキーを楽しまれるシニア世代の方々にも安心してご利用いただけます。
ゲレンデは標高差約300メートル、最長滑走距離は約2,500メートルを誇ります。コース構成は初級・中級コースが中心ですが、上級者向けの急斜面やコブ斜面も用意されており、幅広いレベルのスキーヤーが満足できる内容となっています。
なかでもかえでコースは、やや傾斜のある幅広い中級者向けコースとして人気が高く、のびのびとした滑走を楽しむことができます。また、もくせいコースでは連続するコブ斜面に挑戦でき、技術向上を目指す方にも適しています。ちぐさコースからは山頂付近の美しいパノラマを望むことができ、景色を楽しみながらの滑走も魅力のひとつです。
さらに、有料の常設ポール専用コースも設けられており、大会開催日などを除いて予約なしで利用できるため、レーサーや競技志向の方にも支持されています。
かたしな高原スキー場は、国内唯一のミッフィーオフィシャルスキー場としても広く知られています。場内にはミッフィーの装飾やフォトスポットが設けられ、かわいらしい雰囲気に包まれています。特にファミリー層から高い人気を集めており、子どもたちのスキーデビューにも最適な環境です。
雪遊びエリア「ミッフィーアドベンチャーパーク」では、そり遊びや雪遊び、焚き火体験などを楽しむことができます。小さなお子様でも手ぶらで参加できる工夫がされており、スキーをしないご家族も一緒に冬の思い出を作ることができます。スノーエスカレーターやスノーストライダーパークも整備され、安全に雪と触れ合える環境が整っています。
リフトはトリプルリフト3基、ペアリフト3基を備え、スムーズな移動が可能です。第6ペアリフトは全長約1,047メートルと長く、山頂方面へのアクセスを支えています。また、第5リフト横には人工降雪システムが完備されており、シーズン初めや終盤でも安定したコンディションで滑走できる点も安心材料のひとつです。
ゲレンデの圧雪は丁寧に行われており、「初心者にもやさしいスキー場」として近隣のスキー場関係者からも高い評価を受けています。
場内には複数のレストランやカフェがあり、食事にもこだわりが感じられます。「カントリーチャイルド」や「ミッフィーテラス」、「スノーチャイルド」などでは、地元産の舞茸おこわや自家焙煎コーヒー、自家製ティラミスなど、ここでしか味わえないメニューが提供されています。
また、子ども連れ専用の無料休憩室「キンダールーム」など、ファミリー向けサービスも充実しています。会員制度も整備されており、ファミリー向け・シニア向け・レーサー向けなど、それぞれに合わせた割引制度が用意されています。
ゲレンデ中腹には独立型コテージ「チャイルドロッジ」が立ち並び、雪上車での送迎も行われています。また、アクセス路のふもとには「かたしな高原ホテル」もあり、滞在型でゆったりとスキーを楽しむことが可能です。
お車の場合は関越自動車道沼田ICから約33キロメートル、所要時間は約50分です。JR沼田駅からはバスやタクシーでアクセスできます。駐車場も整備されており、平日は無料となっています。
1967年に開業して以来、リフトの刷新や設備の充実を重ねながら発展してきました。1996年にはイメージキャラクターとしてミッフィーを採用し、現在のファミリー重視のスタイルを確立しています。
かたしな高原スキー場は、単なるウィンタースポーツ施設にとどまらず、家族の思い出づくりや技術向上、そして雪山の自然を満喫できる総合的なレジャースポットとして、多くの来場者に親しまれています。安心・安全な環境のもと、誰もが笑顔になれる冬のひとときを提供してくれるスキー場です。