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富岡 下仁田 観光ガイド

富岡・下仁田エリアには群馬サファリパーク、東福寺、富岡製糸場などの観光スポット、鬼子母神、ふるさと祭り、どんどん焼きなどの観光イベント、こんにゃく、ソースカツ丼、地酒などのご当地グルメがあります。

富岡と下仁田は群馬県の南西部に位置しており、1872年には富岡製糸工場が創業して、製糸産業が盛んに行われたことで知られています。

富岡と下仁田の境界には上毛三山のひとつである妙義山があり、ロウソク岩、大砲岩、筆頭岩などの奇岩が見られます。その尖った荒々しい様は噴火によるもので、その景観は日本百景に選ばれるほどです。

下仁田には日本で最初の様式牧場である神津牧場があり、希少な資源が眠っているため日本ジオパークにも選定されています。

下仁田には他のネギよりも太く、過熱することで甘味が増す下仁田ネギが特産品です。すき焼きや天ぷらなど、さまざまな食べ方があります。その他に下仁田カツ丼と呼ばれる独自のカツ丼があります。卵でとじたものが一般的なものですが、下仁田カツ丼は醤油ダレで味付けされたカツが乗せられたシンプルなカツ丼です。

また、富岡と下仁田ではコンニャクが特産品で、コンニャクをフライにしたコンカツという料理もあり、ヘルシーかつ新しい食感で人気となっています。

1987年まで115年間稼働していた富岡製糸場は、事務所、外国人宿舎などレンガ造りの建物が現在もその姿を残しています。2006年には国の重要文化財に指定され、建物内は予約をすることで見学ができます。

現在は富岡製糸場と絹業文化遺産を世界遺産に登録する取り組みも行われています。富岡製糸場の最寄り駅は上州富岡駅で、高崎駅では往復の乗車券と富岡製糸場の入場券がセットになった割引券が販売されています。

下仁田には荒船の湯があり、効能は神経痛や消化器病、冷え性、筋肉痛などです。大自然とゆったりとした時の流れを感じられる秘湯で、全国から観光客が集まります。国道254号を佐久市方面に進むとサンスポーツランド下仁田があり、テニスやソフトボール、ゲートボールなどを楽しむことができます。

妙義山の南面山麓にはさくらの里が広がっており、5,000本もの桜が植えられています。開花シーズンである4月中旬から5月中旬は、さまざまなイベントが開催されています。

富岡 下仁田のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

こんにゃくパーク

工場見学とバイキングが無料で楽しめる

日本の伝統食材である「こんにゃく」をテーマにした、こんにゃくの美味しさと文化を見て・味わって・体験できる、楽しさと美味しさいっぱいの体験施設。 こんにゃく・白滝ゾーン、ゼリーゾーン、バイキング・おみやげゾーンの3つのゾーンがつながっており、迫力ある工場見学とパワー溢れるこんにゃくバイキングが魅力です。また、手作りこんにゃくゼリー体験や、こんにゃくパーク限定商品も豊富に取り揃えています。 天候に左右されることなく、子供から大人までみんなが楽しめるスポットです。施設内では「こんにゃく作り体験」や「工場見学」、こんにゃく料理が食べ放題の「こんにゃくバイキング」を実施しています。 こんにゃく工場...»

こんにゃく料理(群馬県)

群馬県はこんにゃく芋生産量ダントツ全国1位

古くから日本人に親しまれてきた食材のひとつ、こんにゃく。特に生のこんにゃく芋をすりおろして作る「生芋こんにゃく」は、こんにゃく本来の弾力と風味のよさを引き出すことができる。こんにゃくの生産量、全国トップクラスを誇る群馬県では、こんにゃくを使った“こんにゃく料理”が豊富。地元では、定番のおでんや刺身の他にも、味噌漬け、湯葉こんにゃく、枝豆こんにゃく豆腐など、食べ方もバラエティ豊か。 【歴史・由来】群馬県は、多くの火山があり、火山灰が積もった深く水はけの良い耕土が広がっている。このこんにゃく芋栽培に適した、水はけの良い土地で作られるのが群馬のこんにゃくだ。こんにゃくの90%は水でできている。群馬...»

藤岡ラーメン

お店ごとに違う多彩な味わいが楽しめる

群馬県の藤岡市は、市内に多数のラーメン店が点在する知る人ぞ知るラーメン激戦区。そこで作られるご当地ラーメンは”藤岡ラーメン”、または”上州藤岡ラーメン”とも呼ばれ、鶏がらをベースにしたしょうゆ味のスープと、もちもち感があってコシが強い中太のちぢれ麺が特徴だ。群馬県内に手打ちの名物麺「水沢うどん」があるためか、自家製手打ち麺で提供しているお店が多く、激戦区ということもあってか、お店独自の味付けやトッピングなど、多彩なバリエーションが味わえるので、食べ歩きも楽しい。...»

生しいたけ(群馬県)

原木栽培の他、菌床栽培が急速に普及

群馬県の「生しいたけ」の生産量は全国でも5本の指に入る。安中市、富岡市、沼田市、前橋市を中心に県内全域で栽培され、コナラ原木などに種菌を接種して栽培する原木栽培が古くから行われてきた。近年、おがくずを使用した菌床栽培が急速に普及している。「生しいたけ」は一年中流通しているが、味の旬は、春と秋から晩秋にかけて。しいたけにはエリタデニンという、しいたけ特有の成分が含まれており、コレステロール値を下げるとともに、血流をスムーズにして血圧を降下させる働きが明らかになっている。...»

やよいひめ(イチゴ)

群馬の秘蔵っ子!大粒で糖度が高く、ほどよい酸味がさわやか

群馬で生まれたイチゴ”やよいひめ”。3月=弥生が出荷の最盛期であることからその名がつけられ、果重20グラムという大粒さと、しっかりした果肉で、日持ちが良いのが特徴だ。”やよいひめ”の味は、豊富な果汁でイチゴの甘さを十分に味わえるだけでなく、さわやかな後味を引き立てるバランスの良い酸味が人気の秘密。近年まで、群馬県のみで生産されていたが、その味の良さから全国ブランドになると期待され、2008年から県外生産も認められるようになった。 旬     1月 2月 3月 4月 5月 ...»

峠の釜めし

1億8000万個の販売数を誇る大人気の駅弁

1958(昭和33)年の発売開始以来、「安全・安心」をモットーに変わらぬ味を守り続ける「峠の釜めし」。利尻昆布を使用ししょうゆベースで炊き上げたコシヒカリと、山里の幸を使用した9種類の具材で豊かな味わいを楽しめる。 「益子焼の土釜」に特徴がある駅弁で、「日本随一の人気駅弁」と評価されることもありました。2023年6月現在、累計販売数は1億8000万個を超えています。 釜 この駅弁は、直径140mm、高さ85mm、重量725gの益子焼の土釜に入った、薄い醤油味の出汁で炊き込まれたご飯が特徴です。製造は栃木県芳賀郡益子町の窯元つかもとで行われており、釜の上薬には「横川駅」「おぎのや」という文...»

下仁田ねぎ

「殿様ねぎ」とも言われ、独特の甘味が際立つねぎの王様!

「下仁田ねぎ」の「下仁田」とは群馬県の西部に位置する地名で、この地域でしかできない独特で良質の葱を栽培していたことが名前の由来。現在では下仁田町を含む甘楽・富岡地域で収穫されたものが「本場の下仁田ねぎ」とされ、本場ブランドとして高値で取引されている。出荷時期は10月~1月位まで。「下仁田ねぎ」は、特に白根が太く、肉質はやわらかで、火を通すとトロっとした食感かつ独特の甘みが出るのが特色。根深葱の一種で、主に白根の部分を食す。鍋料理、煮込みうどん、焼きねぎなどがおすすめで、風邪予防にもなる。 旬 10月 11月 12月 1月...»

十石みそ

十石峠のある群馬県上野村地域で製造された、本格派の麦みそ

群馬県では、水田転作を中心に大豆が生産されている。「十石みそ」は、上野村産の優良大豆と群馬県産の大麦を厳選して使用した麦みそ。上野村の澄み切った空気の中で一年以上じっくりと熟成させた天然醸造によって、昔ながらの田舎風に仕込んでいる。うまみの濃厚な、豊かな風味の高級みそである。山間の上野村では米が作れないため、昔の村民の主食は麦。保存食・副食としてフル活用された中の1つが伝統的な発酵食品である味噌。数百年の間受け継がれてきた昔ながらの製法。上野村に昔から伝わる醸造方法を用いて仕上げたこの味噌に「十石峠」の名前を頂き「十石みそ」と名付けられた。...»

シルク シフォン ケーキ

生地に絹が含まれ、シルクのような柔らかい食感のケーキ

群馬県富岡産の繭から抽出したシルクタンパク液を生地に練り込み丁寧に焼き上げました。シルクタンパク液を入れることにより、さらにしっとりふわふわな食感が味わえる一品です。 きめが細かくなめらかで絹織物のシフォンのように軽い食感からその名が付いたが、実際に生地に絹が練り込まれている。と言ってもそのまま入っているわけではなく、東京農業大の協力により抽出に成功した「シルクタンパク」液が配合されている。シルクタンパクはそれ自身は純粋な淡白質で無味無臭だが、混ぜることで小麦や卵など食品の持つ本来の味わいを引き立て、食感を際立たせるという。「ふあふあ」と表現される食感と、濃厚な味わいが評判を呼んでいる。富岡...»

碓氷第三橋梁

碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)は、群馬県安中市松井田町坂本に位置する煉瓦造りの鉄道橋で、一般的には「めがね橋」という愛称で広く知られています。この橋梁は、碓氷峠を代表する建造物の一つであり、その美しいアーチ構造と歴史的な背景から、多くの人々に親しまれています。 概要 碓氷第三橋梁の構造と歴史 碓氷第三橋梁は、碓氷川に架かる煉瓦造りの4連アーチ橋で、信越本線の横川駅から軽井沢駅までの間に位置する橋梁の一つです。この区間は、かつてアプト式鉄道が運行されていた場所であり、その特徴的な構造が当時の技術の粋を集めて造られたことを物語っています。 この橋の設計は、1882年(明治15年...»

熊野皇大神社

熊野皇大神社は、群馬県安中市と長野県軽井沢町にまたがる碓氷峠に位置する神社です。その歴史や文化的な背景から、多くの参拝者や観光客が訪れる名所となっています。 概要 熊野皇大神社の社殿は、群馬県安中市と長野県北佐久郡軽井沢町にまたがっており、参道と本宮の中央を県境が通っています。長野県側は神社庁により特別神社に指定され、「熊野皇大神社」と称され、群馬県側は「熊野神社」として別の宗教法人となっています。参拝者は、両県の境を跨ぎながら二つの異なる神社を一度に訪れることができます。 主な祀られている神々 熊野皇大神社には以下の三柱の神々が祀られています: 本宮:伊邪那美命(イザナミノミコ...»

碓氷峠鉄道 文化むら

群馬県安中市にあるテーマパーク 碓氷峠鉄道文化むらは、群馬県安中市松井田町横川に位置する、体験型の鉄道テーマパークです。訪れる人々に、鉄道の歴史や技術、そしてその魅力を伝える場所として親しまれています。 概要 碓氷峠鉄道文化むらは、1997年10月1日に廃止された東日本旅客鉄道(JR東日本)の信越本線横川 - 軽井沢間の歴史を後世に伝えるために、地元住民の声を受けて計画されました。1996年(平成8年)には「横川・軽井沢間周辺整備等推進計画」が策定され、翌年には「横川・軽井沢間周辺整備基本構想」が作られました。 この基本構想に基づき、横川駅周辺の整備の一環として、横川運転区跡地に建設さ...»

一之宮貫前神社

一之宮貫前神社は、群馬県富岡市一ノ宮に位置する由緒ある神社です。この神社は、式内社(名神大社)として、上野国一宮の地位を占め、旧社格では国幣中社に指定されていました。現在は神社本庁の別表神社として、地域の信仰を集めています。 立地と歴史的背景 一之宮貫前神社は、群馬県南西部の鏑川左岸の河岸段丘上に位置し、信州街道に面しています。古代には物部君(毛野氏同族)が祖神を祀ったことから始まり、朝廷や武家からも崇敬を受けてきました。 境内は、正面参道から一度石段を上がり、総門を潜った後に再び石段を下りるという、珍しい「下り宮」と呼ばれる配置が特徴です。 社殿の配置 江戸時代に第3代将軍徳川家光...»

荒船山

荒船山は、群馬県甘楽郡下仁田町と長野県佐久市に跨る標高1,423メートルの山で、日本二百名山のひとつに数えられています。この山は、妙義荒船佐久高原国定公園に属し、その特徴的な形状と豊かな自然環境で多くの登山者を魅了しています。 山の由来と地質学的背景 荒船山は、周囲の険しい山々の中で、平坦な頂上部を持つ独特の形状が特徴です。その姿が荒波を進む軍艦を思わせることから、この名前が付けられたと伝えられています。 地質学的特徴 荒船山は、妙義山とともに第三紀に形成された本宿カルデラの一部であり、浸食によって形成された地形です。特に、硬い部分が残ったこのような地形を、地学用語では「メサ」と呼びま...»

神流町 恐竜センター

恐竜の世界への旅

神流町恐竜センターは、群馬県多野郡神流町に位置する、日本を代表する恐竜の専門博物館です。豊富な展示と体験プログラムを通じて、恐竜に関する知識を深めることができます。 施設概要 神流町恐竜センターは、本館と活性化センター(別館)の2つの建物から構成されています。本館は博物館機能を持つ一階建ての施設で、恐竜に関する展示のほか、お土産売り場と食堂も併設されています。別館はモンゴルの寺院を模した三階建ての建物で、貴重な恐竜化石の展示が行われています。営業時間は午前9時から午後5時までで、月曜日が休館日です。 神流町の村おこしと「恐竜王国」 旧中里村(現在の神流町)は、村おこしの一環として「恐竜...»

群馬サファリパーク

群馬サファリパークは、群馬県富岡市岡本1番地に位置する動物園(サファリパーク)であり、群馬サファリ・ワールド株式会社によって運営されています。1979年5月1日に東日本で初めて本格的なサファリパークとして開園しました。 沿革 群馬サファリパークは、ユニマットグループによって運営されており、日本国内では5番目のサファリパークとして開園しました。1986年には、日本で初めてアフリカゾウの繁殖に成功し、「タンゴ」と名付けられた雄のゾウが誕生しました。また、ホワイトタイガーも飼育されています。2019年8月15日には、ユニマットグループが運営会社群馬サファリワールドの株式を取得し、さらなる発展を目...»

富岡製糸場

富岡製糸場は、群馬県富岡市に設立された日本初の本格的な機械製糸工場であり、1872年(明治5年)に開業しました。当時の繰糸所や繭倉庫などが現在も残っており、日本の近代化や絹産業の技術革新に大きく貢献した場所です。富岡製糸場は、2014年(平成26年)に「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として、世界遺産に登録されました。 名称の変遷 富岡製糸場は設立以来、いくつかの名称変更を経ています。1872年の設立当初は「富岡製糸場」と呼ばれていましたが、1876年には「富岡製糸所」に、1902年には「原富岡製糸所」に、そして1938年には「株式会社富岡製糸所」へと名称が変わりました。1939年から...»

妙義神社

妙義神社は、群馬県富岡市に位置する神社です。その旧社格は県社であり、群馬県における重要な宗教施設の一つです。 概要 妙義神社は、上毛三山の一つである妙義山の東麓に鎮座しており、古くから妙義山信仰の中心となってきました。江戸時代においては、関東平野の北西に位置することから、江戸の乾(戌亥)天門を鎮めるための神社とされ、家運永久、子孫繁栄を願う場として、徳川将軍家に深く信仰されていました。 近年では、大河ドラマのロケ地としてもたびたび使用されています。例えば、2005年に放送された『義経』では、牛若丸が修行する鞍馬寺として、また2009年の『天地人』では、雲洞庵のシーンがこの神社で撮影されま...»

妙義山

群馬県の三大奇景の一つ

妙義山は、群馬県甘楽郡下仁田町、富岡市、安中市の境界に位置し、日本三大奇景の一つとされる美しい山です。いくつものピークから成り、最高峰は表妙義稜線上の相馬岳(1,103.8m)で、妙義山系全体の最高峰は裏妙義に聳える谷急山(1,162.1m)です。 概要 妙義山は、赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられています。白雲山、金洞山、金鶏山、相馬岳、御岳、丁須ノ頭、谷急山などの複数の山々を合わせた総称で、南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれています。特に下仁田側から眺望できる金洞山(1,094m)は別名「中之嶽」とも呼ばれ、親しまれてきました。 奇岩の景観 妙義山の特徴的な景観の一つは、...»

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